技術書典11のトライアルに出展してきました。
去年はオフラインでの開催でしたが今年はトライアルで一日リアルイベントがありました。やはりリアルなイベントがあると物理の本をちゃんと作ろうという気になって良いです。前回前々回は電子書籍のみでしたが今回はちゃんと物理の本を作りました。
相変わらず「コンテナ時代のWebサービスの作り方」を改定したものを出し続けているんですが、今回も基本構成は大きく変えず使う技術をGo言語にしたりCIをGitHub Actionsにしたりとちょこちょこ入れ替えています。誤字脱字もtextlintでしっかりチェックしたので全体的なクオリティは上がっています。
表紙も今回はかなり気合を入れていて、ふさわしい写真を探すのにストックフォトのサイトとにらめっこしたりフォントや行間の調整したりとかなり気を配りました。表紙を作るときは細部までこだわると出来上がったものを見たときの感動が違います。個人的には技術書典で今まで出していた本の中でかなりいい感じの表紙になったと思います。
イベント自体はやはり時節柄人は少なめでしたが、逆にそれがまったりとした空気感を出していてよかったです。前回リアル参加したときは会場も広めだったせいか妙に疲れたのを思い出しましたが、今回はまったりとしていたため疲れはそれほどでもありませんでした。ただ今回は一人で参加したため本を買いに行けなかったのが個人的に残念でした。次回はお手伝いをちゃんと確保して望みたいところです。まぁ技術書典自体は25日までオンラインイベントをやっているので、そのあいだに良い本を探せればなと思います。
オフラインイベントも終わって山場は越えたので次何作るか考える余裕が出てきました。次回は既刊の改定ではなくちゃんと新しい本を出したいですね。個人的にはemacsあたりでなにか一冊書けるといいなと思っています。
