一人Blender学習 Advent Calendar 2020 の四日目です。
先日買った本の一つ 「Blender標準テクニック ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG」をざっと流し読みしました。
この本は2017年発行でちょっと古くUIの使い方等はあまり参考にならなそうですが、Blenderでのキャラクターモデリングのやり方を一から解説しており、キャラクターモデルの実践書として有用だと思いました。
制作計画、モデリング(頭→体→ボーン)、レンダリング周り、アニメーションと、基本的に前回のくまのキャラクターを使った制作過程と似ているのですが、ちゃんと最初に制作計画を立てるところと、人形のキャラクターを作るという点で違っています。下絵の取り込みから下絵を活用したモデルの作り方や、キャラクターを魅力的にする顔周りのモデリングテクニックなど人形のキャラクターならではの難しいところを図付きでわかりやすく解説しているのでBlenderで人形のキャラクターを作るときの参考になります。
基本的に表紙に描かれているキャラクターを1からモデリングしていく流れになるので、つまみ読みするタイプの本ではなく最初から読んで実践していく本になります。キャラクターの特性上、女性の柔らかいラインと機械の直線的なラインを学ぶことができます。
ローポリゴンとは書いてあるものの細かいところまで作り込むので、実践していくにはそれなりに根気がいると思われます。その分モデリングやレンダリング、アニメーション等おさえるところはきっちりおさえてあるのでやりきって最終的に出来上がる絵はかなり良いものになりそうです。前回や前々回で得た知識を活用すると魅力的な画作りができそうです。
今回の本はキャラクターモデルを作るという点でまたかなり実践によった本だと思いました。若干古い本ではあるものの、キャラクター作成の手法はまだまだ活用できそうです。明日もまた購入した本を流し読みして感想を書く予定です。