チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

無料ではじめる Blender CGイラストテクニックを読む 一人Blender学習 Advent Calendar 2020

一人Blender学習 Advent Calendar 2020 の五日目です。

先日買った本の一つ 「無料ではじめるBlenderCGイラストテクニック」をざっと流し読みしました。

この本はCGイラストを作るときの考え方が書かれているのが他の本との違いでした。3DCG制作の工程やCGの舞台についての考え方、モディファイヤの実践的な使い方やスカルプトの使い方、パーティクルの使い方など応用的な内容が多いのも特徴です。

2016年の本なので古くはあるのですが、基本的なBlenderの考え方はUI以外は使えそうです。この本は完成した3DCGを提示してそれがどう作られるか想像してくださいというところからはじまるので3DCG制作の練習をするのにうってつけです。どう作るかを想像させてそれを解説するスタイルなので基礎力がつくと思います。

またテキスチャやライティングの演出、カメラの設定もかなりページ数が割かれていて、今まで読んだ本よりもより魅力的な3DCGを作ることに力を入れている本でした。モデリングについては今までの本で十分できると思いますが、モデリングしたモデルを一枚の3DCGの絵にするところはまだ手薄だったように思えます。その足りない演出の部分をこの本はかなり補完できていました。

今回の本は実際のCG制作の練習にうってつけなうえ、魅力的な3DCGにするための演出を学ぶことができる良い本でした。これも前回の「Blender標準テクニック」と同じく実践よりの本で、モデリングが十分にできるようになったあとで魅力的な画作りに手を出すときにかなり使える本だと思いました。

今日で初日に買った4冊を全部ざっと読み終えました。どれか一冊は無駄な買い物だと覚悟したのですが目を通してみたらどれも重点をおいているところが違って全部有用でした。正直かなり以外だったのでかなり嬉しいです。初日に払った1万円強は無駄にならず血肉になりそうです。

明日以降はもう少しちゃんと本を読んでとにかくCGを作っていくことになりそうです。一旦「Blender 2.8 3DCG スーパーテクニック」がBlenderの操作とモデリングレンダリングについても網羅的だったのでこちらから取り組んでいこうかと思います。4冊読んで25日までにそこそこ見栄えのする3DCGが作れそうなイメージができるようになったのでこれからの作業が楽しみですね。