週末にYAPC::Hiroshime 2004に参加してきた。
会場が広島で関東からは前回以上に遠かったけど、とても楽しめたので良かった。スタッフの皆さんには感謝してもしきれない。
前回の感想を見てみたら発表者として参加したいと書いていたけど、今回もできなかったのはちょっと残念だった。いろいろ忙しかったので仕方ない。
YAPC::Hiroshimaの感想
参加したセッションは以下の通り。
- コミュニティと共に生きる - キャリアの螺旋
- VISAカードの裏側と “手が掛かる” 決済システムの育て方
- My Favorite Protocol: Idempotency-Key Header
- (再演) 関数型プログラミングと型システム
- Blogを作り、育み、慈しむ - Blog Hacks 2024
- 非同期な開発体制を支えるドキュメント文化
- 好きな技術《コト》で、生きていく技術
- 古い技術について—SMTP現代事情つまみ食い—
VISAカードの話は全然知らない世界の話で興味深かったし、Idempotency-key Headerの話はHTTPのリクエストをべき等にするための興味深い仕様を知ることができて勉強になった。関数型プログラミングの話はこれからのプログラミングに活かせそうでワクワクした。
思えばYAPCはPerlのカンファレンスなのにPerlの話は一切聞かなかったけど、Perlの話をしなくてもいい懐の深さがYAPCならではだなと思ったりした。
キーノートはとほほのWWWでおなじみの杜甫々さんで、検索すると絶対に引っかかるページの管理人の話を聞くことができたので興奮した。今回のYAPCにきた一番の目的かもしれない。
なんでずっと続けているかという問いに関して、好きだからずっと続けているというのが印象的だった。やはり好きなことをずっと続けている人は強いし、続けていれば圧倒的な量になるのでそれだけでもう凄い。改めて凄い存在だなと思わされた。
そして今回のYAPCに合わせてPerl入門の記事を20数年ぶりに更新したらしい。インターネット黎明期からずっと存在しているページで、それが最近更新されたというのはよく考えると凄い。
懇親会もあって引きつづき参加したけど、ぼっち参加だったので話す人を探し出すのが大変だったけど、なんとかお話しする人を見つけてXのアカウントをフォローさせて貰った。非コミュの自分にしては良くやったのではないかなと思う。
これは今回のカンファレンスで最初にきいたid:Soudaiさんの「コミュニティと共に生きる」を聞いたことでできたことだったと思う。コミュニティに参加し、人と会い知り合いになるのはオフラインのカンファレンスの醍醐味だ。これからも頑張っていきたい。
そういえば今回のノベルティですごく良いものがあったので紹介。
KAYACさんのステッカー御朱印帳。このアイデアは素晴らしい。ステッカーとか貰っても持て余して最終的に捨ててしまうことが多いのだけど、こういうものに貼れば思い出として残すことができる。小学生がシール帳やプリ帳でやってるがごとく(今もやってるんだろうか?)ステッカーを集めることができる。来年も作ってほしい。
観光・写真
遠くまでカンファレンスに参加しにくるのは観光も1つの目的だったりする。
広島市内
広島と言えば路面電車。
そして平和記念公園。
呉艦船巡り
前回は京都だったので舞鶴で艦船巡りをしたけど、今回は広島なので呉で艦船巡りをしてきた。
建国記念日に行ったので護衛艦が満艦飾をつけているのがちょっとお得感があった。
歴史の見える丘・アレイからすこじま
呉駅から自転車で歴史の見える丘とアレイからすこじまを見に行った。
歴史の見える丘からは入渠中のいかずちと作っている途中のコンテナ船を撮影できた。
ちょっとわかりにくいけど奥のコンテナ船と同じ物を手前のドッグで作っている。
アレイからすこじまからは潜水艦桟橋が見えるので艦船巡りでは後ろからしか見えなかった潜水艦を前から見ることができた。
潜水艦がずらっと並んでいるのは壮観で、横須賀や舞鶴では見れない光景だと思う。
まとめ
YAPCと艦船を見に行く広島旅行だった。YAPCではエンジニアとしてのモチベーションを高められ、艦船巡りでは趣味を満喫した。遠くてなかなか疲れたけどいい旅だったと思う。
次回のYAPCはまだどこでやるかは決まっていないようだけど、次はもう少し近いとうれしいかもしれない。いっそ横須賀だとうれしい。趣味的に。
余談
余談だけど前回のYAPCでKAYACさんのブースで絵馬を書いた。
願い事は転職することで叶ってしまった。KAYACさん、本当にありがとう。