チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

株式会社ナレッジワークで働きはじめていました

入社して3ヶ月くらいたったら入社エントリを書こうかなと思っていたところ、ずるずる伸びてもうすぐ4ヶ月経とうとしているので、もういい加減書かねばと思い筆をとっております。

表題通りなのですが、株式会社ナレッジワークで1月から働きはじめています。バックエンドエンジニアとしてGoでお仕事をしております。

kwork.studio

なんだかんだで前職で2年間テクニカルサポートエンジニアとして働いていたので、約2年ぶりのコードを書くのがメインなお仕事になります。

前職でもコードを書く機会はありましたが、メインの仕事ではなかったのでだいぶ実装力が落ちているなと感じます。ましてやGoでちゃんと仕事をするのは前々職以来でしたのでほぼ初心者ぐらいの実力しかないわけで。おかげでだいぶ筋肉痛を感じながら仕事をしている状況です。

とはいえ3ヶ月たってある程度慣れてきたのと、GitHub copilotのおかげでなんとか仕事はできています(できているはず)。GitHub copilotはオンボーディング中のよい味方でした。AIは偉大ですね。

ナレッジワークという会社のおもしろいところ

3ヶ月働いてみていろいろ見えるものもあり、その中でもおもしろいなと思うことを開発者目線で紹介していこうと思います。

1つは文書化の文化。ナレッジワークでは1つの機能を作るのにminispecといういわゆる外部仕様書をまず書き、次に詳細仕様であるdesign docを書き、それがまとまったら実装に入るという流れで行っていきます。最近のスタートアップでも文書化の重要性は再認識されている所だと思いますが、ナレッジワークの場合はかなり徹底して行われていているという印象があります。

ちゃんとした設計を開発する前からかなり厳密に行っていくので、ともすればウォーターフォールのようだなと最初は思いましたが、仕様に不備があった場合ちゃんと立ち戻って修正していくルートはあるので、おかしなものはリリースしないような構造になっていてよい運用になっているんだなと思い直しました。

少し古い記事ですが、概ねこの記事のように開発を行っています。

note.com

記事にも書いてあることですが、「正しいものを正しく作る」という思想がしっかりと根付いておりそれが現れている部分が文書化なのだろうと思います。

余談ですが、過去に実装した機能のminispecやdesign docもちゃんと残っているので、開発途中で考古学をしたくなったときとても助かります。割と実装しているときこのコードの意図は何だろうと思いPull Requestを巡ったり、チケットを見たりすることがあるのですが、それにminispecやdesign docも加わり、読むものが多いのが最近の悩みです。

2つめはQAチームがいてちゃんと品質保証を行っているということ。ナレッジワークはこのステージのスタートアップにしてはQAの環境が凄く整っていると感じます。各チームにQAチームのメンバーが在籍しており、Daily Standupに参加し開発した機能のテスト計画について提案を行ったり、見つかったバグについてもちゃんとバグ修正がなされているかテストの検討を行っていたりします。

自分はちゃんとQAのメンバーがチーム内にいる開発をしたことがなかったので驚きました。QAメンバーがしっかり気を配ってくれることで品質が保たれているのを感じます。

最近では発生したバグの分析もはじまっていて、Q中に発生したバグの種類を分類して、来Qにその知見を生かしていく取り組みがされています。品質というものに対するこだわりは、見ていてとても学びになります。

追記:2024/04/22

QAチームの方がzennの記事を書いてくれていました。

zenn.dev

3つめは各メンバーのフィードバックや来Qでのアクションプランについてチーム内で話す機会があること。1月からジョインしているため1Q分の仕事を行ったため、今期の評価も体験したのですが、これがかなり特徴的でした。

チームのメンバーやそれ以外のメンバーから360度フィードバックのような形でフィードバックを貰うのですが、それについて自分で解釈し次のQでのアクションプランをチーム内で発表する機会があります。個人的にはこれはかなり良い取り組みだと思っていて、他のチームメンバが次のQでやっていきたいことについて聞くことで、自分が協力できることを考えることもできますし、自分がやっていこうということに対してもフィードバックを貰って改善することもできます。

評価を受けてからそれに対するアクションを考えることは、孤独な作業であり自分対上司みたいな構図でどうしても苦しい側面があるのですが、ナレッジワークでは少なくとも孤独感はないと感じます。自分のアクションプランを皆が知っている。それだけでも辛さが減るような感覚がありました。このあたりは社内でよく言われるイネーブルメントの文化が働いている感じます。

ほかにもいろいろありますが、長くなるしまとまらないのでいったんこれぐらいにしておきます。

これから在籍1周年に向けて

結構長くいると感じますが、じつはまだ3ヶ月(もうすぐ4ヶ月)の在籍期間になります。ドメイン知識もまだまだ足りてないところが多い状況ですが、とりあえず1年間かけてしっかり足場を整えつつエンジニアとしてしっかり貢献していければなと思います。

転職したばかりだと割と焦るのがあるあるですが、自分は体感として結構焦っている感覚があります*1。まぁ焦ってもしょうがないので落ち着いて一歩一歩やっていくことを心がけられればと思います。

ちなみに現在エンジニアは絶賛募集中です。いろいろ作りたいプロダクトが多いのですが、人が足りないのが辛いところです。もし記事を読んで少しでも興味がわいたのであれば、カジュアル面談でもどうでしょうか?XでDMしてくれれば自分の方で繋ぎますのでお気軽にどうぞ。

記事内に書いたこと以外でも沢山話せることがあるので少しでも興味があればカジュアル面談しましょう。

kwork.studio

*1:もう少しできると思っていたが、うまくできていないという自覚があり、そのギャップで焦ってる感