今日は友人達とボードゲーム会をやってきた。
やったゲームは、
- モダンアート
- ごいた
- アグリコラ
- 藪の中
- 赤ずきんは眠らない
モダンアート
モダンアートは簡単に言えば絵を買ったり売ったりして自分の持ち金を最大にするゲーム。
人気のある絵を買って自分の資産を増やしたり、相手の持っている絵の価値を他の絵の価値を上げることで操作して暴落させたりとなかなかえげつないゲーム。
絵を競りに出す方法が4つあって、それをうまく使いこなさないと無駄に金を払ったりしてしまうのが辛いところ。絵の相場観がわからず周りの口車に乗せられて高い額を払ってしまったり勝手に混乱して高い額を払ってしまったりとかなり辛い。
ゲームやっていてこれほどしんどい思いをするのも珍しい。実際今回はかなりしんどかった。一番始めにやったゲームがこれでぼろ負けして心底帰りたくなった。人を選ぶゲームだと思う。
ゲーム自身はよくできていて楽しい部類に入ると思うが難易度はかなり高い。ぼろくそに負けて学んでいくしかないが苦しい思いをしてやる必要も無い。でも楽しいことは楽しいので持っている友達がいれば一度はやってみるといいかもしれない。その際はリアルファイトにならないことにだけ注意をするといい。
ごいた
ごいたは将棋のコマを使ったゲーム。石川県の伝統的なゲームらしい。
このゲームのおもしろいところは二人チームになって挑むというところ。
最終的に最後に出した将棋のコマによって点数を計算していく。配られたコマによってはゲーム中全く何もせずに終わると言うこともあるのでちょっとおもしろい。
アグリコラ
アグリコラは中毒者を出すことで有名な農場経営ゲーム。
農場を拡張していき、勝利点を稼ぐゲーム。
このゲームはかなりやることが多くて複雑。やりたいことができずにフラストレーションをためることもしばしば。かなり辛いが次はうまくやろうというきがおきる中毒性の高いゲームだった。
家を建てても人が増えず、人が増えたら食料が足りなくなり、食料を確保するのに必死になり、最終的に勝利点が伸びずに敗北するというパターンを3回ほどやった。
初めのうちは農場を運営するというよりも、農場で生活し以下に生き延びるかのゲームになってしまう。
辛いのは他の人がやったアクションは自分の手番でやることができないというところ。自分のやりたいアクションがあれば次のスタートを自分の番にするアクションを実行しなければならない。そうすることで1手失ってしまうので、使いどこはよく考えなくてはならない。
基本的に長考するプレーヤが多くなりがちなので長期戦になりやすいのも特徴の一つ。3戦もやると結構頭がふらふらして辛くなる。
このゲームもやってるうちに帰りたくなるゲームの一つ。なんでゲームしてるのに辛い気持ちになるんだろうと世を嘆きたくなる。
でもやはりおもしろいのでやめられない。辛いゲームほどおもしろい。辛い。楽しい。辛楽しい。
藪の中
藪の中は場にあるカードのうち2枚を見て最高得点を推理するゲーム。
このゲームのおもしろいところは相手が見たカードがどれなのかも推理する情報になるところ。これもやっていてすごく頭を使うのでかなり疲れる。
経験者はうまくふっかけてくるのでそれをうまくかわすのが大切。モダンアートやアグリコラよりは辛くないが、それらをやった後だとこのゲームもかなり辛く感じる。
でもこれもまた楽しいので結構やってしまう。このゲームをプレイする頃にはだいぶ勝敗はどうでもよくなってきていた。辛楽しい。
赤ずきんは眠らない
赤ずきんは眠らないはオオカミに食われないようにしつつ得点を重ねていくゲーム。
オオカミ役がいかに眠っている赤ずきんかブタを襲うかが鍵になるが、警戒されると全員トラップを仕掛けてくるなどわりとオオカミ役は難しい。
ゲームの流れやその人の性格などもかなりの情報になるので、人をよく見ていると勝率は上がるかも知れない。
このゲームは流れが速いからか割と辛さは感じづらい。今回で一番楽しかったかも知れない。
まとめ
全体的に重いゲームが多く疲れた。
かなり辛い展開もあったので、ゲームしていてどうしてこんなに辛くなるんだとダークサイドに落ちる瞬間もあった。
逆に言えばゲームで本当によかったと思える。モダンアートとかは投機なのでリアル世界でやるとしゃれにならない。ゲームとかで自分は株や賭け事には向かないなと学ばせてくれるので、ある意味学びも大きい。
でもやはりゲームは楽しいもので、どんなに辛くてもやってよかったと思える。アグリコラなんかは次はうまくやるぞという向上心が結構持てるゲームだと思う(とはいえはじめのほうに失敗すると苦痛でしかないが)。
辛いながらも楽しいボードゲーム会だった。次こそはちゃんと勝負になるようにプレイしたい。