チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

救急車で運ばれた話

昨日の土曜日。多分初めて救急車で運ばれるという体験をしました。

あれは昨日のお昼を食べて少しソファに横になったとき。少し頭が痛いといいうかおかしい感じがしてちょっと目をつぶっていました。昨日寝た時間も遅かったし起きた時間も遅かったので、少し生活が乱れて調子がおかしいのかなとそのときは思っていました。

しばらくして外出していた奥さんが家に帰ってきたのに気づき、迎えに行こうと思ってソファから立ち上がると急に世界が左に回り始めて平衡感覚を失いました。例えるなら飲み過ぎて平衡感覚を失った感覚に近いです。でもそのときはまだ思った以上に調子が悪いなと思う程度でした。まぁ大丈夫だと思って買ってきた物の整理とか買ってきて貰ったトイレのスッポンでトイレの詰まりを直したりとかする元気はありました。

急転直下したのはその後で、さすがに調子が悪いなと思ってソファに横になったとたん急に吐き気をもよおして何度かトイレに行った末盛大に吐きました。この時点で夫婦そろって大パニック。自分はトイレからでれず奥さんは狼狽。そのときトイレの詰まりを先に直しておいて良かったとラッキーだな、吐いてる時点でラッキーじゃねぇよなんてことがグルグル頭を巡りましたが、目の前もグルグルしてもう大変でした。

そんなこんなで吐いている間に奥さんがお姉さん(看護師)に相談して救急車を呼んだ方が良いんじゃないかということになって救急車を呼ぶことになりました。自分ももうグルグルと吐いた後の辛さでもう満身創痍だったので早く助けてくれという気持ちで救急車を待ちました。遠くからサイレンの音が聞こえてきて段々大きくなってくるのを聞いていてこうやって近づいてくるのかと妙に感心しました。

その後は救急隊(?)の人に抱えられて外に出て救急車に入り、いろいろ測る機械を取り付けて貰って多分脳に異常がないかどうかの検査っぽいことをしたあと、受け入れ先の病院を隊員が探しているのをぼんやり聞いていました。

「○○救急隊の○○です。34歳男性がひどい目眩と言うことで云々・・・」

「あ、そうですかありがとうございます失礼します」

「○○救急隊の○○です。以下略」

何度か繰り返していたので多分受け入れ先がすっと見つからないんだろうなとここで察しました。コロナで病床が埋まるとこういうところにしわ寄せが来てしまうのか?とぞっとしましたが3回ぐらい繰り返したあと受け入れ先が見つかったようで出発することになりました。

そこから先は割と辛くて。救急車がスピードを出す物だから車内がけっこう揺れて、車酔い+目眩による吐き気のダブルパンチで病院に着く頃にはかなりグロッキー状態に。救急車が古いのか道が悪いのか分からないけど、どちらにしたって税金を有効に使っていい感じに整備してくれと心から思うなどしました。

病院に着いてからはストレッチャーで横にされて先生の診察。何度か問診のあと救急車でやった脳に異常が内科の検査をしたあと。

「目眩は急に立ち上がるとなるからね」

「気持ち悪いのは車酔いみたいな物だね」

ということで目眩止めと吐き気止めの薬を点滴することに。なるほど目眩による吐き気か。いや・・・そんなことは分かるんですが何が原因か分からないものですかね?当時は聞き返す元気もなかったのでそのまま薬を点滴する処置で終わりましたが。まぁ多分ちゃんと受け答えもできるし脳の異常を示すサインは見つからなかったからたいしたことないと思われたんだろうけど。なんだか釈然とはしないものの薬が効いてきたのと寝たのとでだいぶ落ち着きました。

そのあとは点滴が全部おちきるまで安静にしたあと薬を処方して貰ってお大事にと言うことになりました。大げさに運ばれてしまった割にはたいしたことがなくて良かったです。

そして病院を出たあと、夫婦してここはどこなんだろうねと途方に暮れた後太い道に出てタクシーに乗って帰りました。太い道に出るまでけっこう歩いた上に病院に運ばれたとき上着もなく薄着だったので地味にきつかったです。

とまぁ。そんな感じでした。目眩の原因は不明ですが今は落ち着いてます。頭が痛いというか地味に不快な感じが残っていて不安ではあります。まぁ多分疲れている上に寒暖の差にやられたんだろうと思います。とりあえずしばらく様子を見て無理しない生活を送ろうと思います。

とりあえず奥さんと救急隊には感謝しかないですね。