ついこのあいだ33歳になりました。エンジニアの定年と呼ばれる35歳まであと2年になりました。
35歳定年説も最近はだいぶ語られなくなってきて、30後半でも立派にキャリアを積んでいる人もTwitterなんかでよく見られるので、ソフトウェアエンジニアとして35歳を過ぎてもやっていけるかなと思ったりします。
とはいえ心配でないかというとそうでもなくて自分ができる範囲を思い返してみてざっくりと書いてみると、
- AWSのようなクラウド技術を使うのに抵抗がない
- インフラはコード化しないと不安
- RailsやDjangoをはじめとしたWebアプリケーションのバックエンドは十分に書ける
- Vue.jsを用いたフロントエンドのコードを書ける
と、いわゆる普通のWebアプリケーションエンジニアといった感じで、これでずっと暮らしていけるかというとちょっと不安な感じ。普通のWebアプリケーションを作るのはそれなりに大変で価値のあることだとは思うのものの、技術の進化で普通のWebアプリケーションを作るコストが下がっていくと同時に自分の価値も下がっていく気がするので、もう少し普遍的な常に価値のある能力がほしいかなと思うところです。
よく考えられるのがマネジメントへの道でコードを書かなくなりマネジメントに徹していくという流れがあるように思いますが、個人的にマネジメントを仕事で行うというのは微妙かなと思っていて、できるだけ現場に居続けたいという思いがあります。
そこで最近は積極的に仕様策定に関わっていくというのが良い道かなと考えていて、プロダクトマネージャーがやりたいと考えている機能をスピード感をもってリリースするためにファーストリリースの範囲を提案したり、削れる機能を削ったりすることを提言し、計画を立案実現していくちょっと上流工程(あんまりこういう言葉は好きじゃないけどこれ以外思いつかない・・・)に関わるエンジニアとして仕事をしようとしています。
理想的には技術一本でゴリゴリ実装力で殴っていけるタイプのエンジニアになるのが夢ではあったのですが、自分の所属や状況を考えてみるとそうやって価値を出していくには力不足な気もしていて、そんな中価値を出せるところはどこだろうと考えたときに自分ごととしてできそうなのがそのあたりだったので現在挑戦中です。とはいえ高い実装力で殴れるようになるのを諦めているわけではなく、個人プロダクトや会社の仕事でできる限りコードを書き続けるのは続けていきます。
と、そんな感じで最近働いているのですがやはり仕様策定まわりも当たり前ですが難しいことだらけでうまく動けているかというとまだまだ微妙です。反省することばかりですがしばらく頑張ってみようとは思っています。
来年34歳になって33歳と何が変わるのか。仕様策定余裕だわ〜って言えるようになると最高ですね。