割と今さらだけど劇場版ガールズ&パンツァーを4DXで体験してきた。
場所はシネマサンシャイン平和島。4DXは何気に初体験だったので割と緊張して臨んだ。映画を見ると言うよりはディズニーランドのスターツアーズみたいなアトラクションを愉しんだ感じだった。
内容に関してはもう3回も見て4回目だしもう十分堪能してきたので特に言うことはない。ガルパンはいいぞ。
映画と言うよりはアトラクションに近い
4DXの映画というのは初めてだったので、少しどきどきした。映画の前に予行演習のような映像が流れて振動とか風とか水とかを体験できたのは初体験の自分としてはとても助かった。
映画がはじまって最初の砲撃戦。もうガンガン揺れる。砲弾がかすめると風が吹く。戦車が障害物を乗り越えるときの動きに合わせて座席が傾斜し、乗り越えた後にがこんと戻る。はじめからクライマックスみたいな映画だから序盤から容赦なかった。開始数分で4DXの映画というものを理解した。これは映画を見るのではなく、体で愉しむものだと言うことを。いろいろなところで感想が書かれているように、映画を純粋に愉しもうと思うとこの振動はかなり余計でともすれば邪魔になるんだけど、戦闘とかガンガンやるような映画は2回目以降4DXで見た方がより愉しめる気がした。
OPがはじまるところで各戦車が単体で出てくるのだけど、戦車一つ一つの振動の仕方が違ったように思えて、芸が細かいなと思った。ダージリンのチャーチルがバンカーから出てくるときのシーンで、座席が前後に大きく傾いて乗り越えてきた感が出てくるのが個人的にかなり気に入った。戦車とか出てくる映画は4DXでやるとかなりおもしろいと思う。フューリーとかも4DXだったら楽しかっただろうなと思った。大洗の戦闘で気に入っているところは、ローズヒップのクルセイダーがクラーラのT-34に激突するときでかなりの振動でおもしろかった。スリップしているとき体が横に傾斜していたと思うんだけど、そうやって通常とは違う方向に重力を感じると結構それっぽく感じるのだなと思った。最後のセンチュリオン戦はもうこれでもかとばかりに揺れたので戦闘の激しさを音響も合わせて存分に体験できて楽しかった。思ったのだけど、4DXを爆音上映したらもうどうなってしまうのだろうか。控えめに言って最高だと思う。
こんな感じで振動を感じたり、座席が斜めになったりとかなりのアトラクション感があり、正直かなり疲れた。はじめの大洗戦ですでにお尻が痛くなってしまっていたので、そのあと結構しんどかったりしたのでこまめに体勢を変えないと行けない。思えばスターツアーズとかだって15分くらいなわけだし、ぶっ通しではないとはいえそれを2時間やるのだから疲れるのも当然の話。でもかなり楽しかったので満足できた。
あと、お風呂のシーンとかで良い香りがしたのがいい感じだった。女の子は良い香りでないとね。ちょっと不満だったのは香りの演出で発砲したら火薬の匂いと化してくれるとよりよかったのかなと思った。でも火薬の匂いだと気持ち悪くなったりするのかも知れない。やらないだけの理由は何かあるのかも。
4DXは楽しい
4DXはかなり楽しかった。通常の料金と比べるとお高めだが、いってみて損はないと思う。でもやっぱり映画としてちゃんと愉しみたいなら普通の映画館に行ってじっくり見たほうがいいと思う。それを見た上でもっと愉しみたいと思ったら4DXに行くのはかなり良いと思う。やっぱりアクション映画とか戦争物とかが良いんじゃないだろうか。
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