最近Windowsを11にアップグレードしてセキュアブートやらなんやらを有効にしたりしてたらデュアルブートしてたubuntuが動かなくなってしまったので入れ直す作業をしていました。
必要なソフトウェアとかはお手製のdotfileでzshを実行するときにすべて整うようにできているのですが、それがままならない部分もちらほらあります。そのたび調べてインストールしていったりしたのですが、だいたい同じようなことを毎回調べてやってるなと思ったので記録として残すことにしました。
- デスクトップ環境
- caps lockをctrlに変更
- homeのディレクトリを英語にする
- 電子書籍リーダーのインストール
- マルチブートしているときWindowsの時刻が変わる問題の解決
- 開発環境
- まとめ
デスクトップ環境
自分はgnomeよりもcinnamonが好きなのでcinnamonをインストールします。
$ sudo add-apt-repository universe $ sudo apt update $ sudo apt install cinnamon-desktop-environment
インストールしたらログインするときにcinnamonを選択するだけ。
ちなみにcinnamonで好きなアプレットは Bing Desktop Wallpaper
毎日壁紙がbingのトップページの写真と同じになるので良いです。
caps lockをctrlに変更
caps lockの位置にはctrlがいてほしいので修正ます。
/etc/default/keyboard
を以下のように編集します。
# KEYBOARD CONFIGURATION FILE # Consult the keyboard(5) manual page. XKBMODEL="pc105" XKBLAYOUT="jp" XKBVARIANT="" # XKBOPTIONを下のように編集します XKBOPTIONS="ctrl:nocaps" BACKSPACE="guess"
次のコマンドを実行すると反映されます。
$ sudo systemctl restart console-setup
homeのディレクトリを英語にする
ubuntuを日本語でインストールするとドキュメントやダウンロードなどのディレクトリがはじめから作られますが、日本語のディレクトリ名だとコマンドラインで扱うとき面倒なので英語にします。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
電子書籍リーダーのインストール
電子書籍リーダーはcalibreというフリーソフトを使用します。
sudo -v && wget -nv -O- https://download.calibre-ebook.com/linux-installer.sh | sudo sh /dev/stdin
マルチブートしているときWindowsの時刻が変わる問題の解決
マルチブートしているとWindowsの時刻がubuntuを起動するたびに変わってしまうので修正します。
$ sudo timedatectl set-local-rtc true
開発環境
ログインシェルの変更
シェルはzshを使うので変更します。
chsh -s /usr/bin/zsh
キーバインドをemacsにする
$ gsettings set org.gnome.desktop.interface gtk-key-theme Emacs
Goのインストール
Goのインストールはapt-getでできると嬉しいのでgolangのリポジトリのwikiに従い設定します。
sudo add-apt-repository ppa:longsleep/golang-backports sudo apt update sudo apt install golang-go
Dockerのインストール
Dockerもapt-getでインストールします。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install \ apt-transport-https \ ca-certificates \ curl \ gnupg \ lsb-release $ curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg $ echo \ "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \ $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
まとめ
だいたいzshのスクリプトを流す以外は以上のことをします。本当はこういったことも自動化できると嬉しいですが、apt-getを使ったりするのでdebian系に限られるのでzshのスクリプトに入れるのもなーと思ったりします。
まぁdebian系以外あんまり使わないのですが。