先週末福岡へ旅行してきました。主な目当ては福岡市博物館の侍展です。奥さんの趣味ですね。刀剣乱舞でおなじみの刀や甲冑などの展示を楽しめました。
旅程は金曜日の夜に飛行機に乗って現地に到着し、日曜日の夕方に帰るというような感じでした。ちょっと慌ただしい旅程ではあるものの、ほとんど福岡市しかまわらないこともあり十分楽しむことが出来ました。
1日目 博多に到着
1日目はほとんど移動でしたが初日の楽しみは博多ラーメンと決めていました。
写真はKITTE博多の地下にある博多ラーメンshinshinの博多shinshinラーメン。以前Rubykaigiで福岡に訪れたとき食べましたがおいしかったのでまた食べに来ました。
2日目 侍展と福岡タワー
2日目のメインコンテンツは侍展です。福岡市博物館は地下鉄で西新駅まで行ったあとサザエさん通りを歩いて15分ほどでした。
福岡市博物館は結構見栄えのする建物でした。
入ったとたんに刀剣男士にお出迎えされました。これは大典太さん。
侍展では音声ガイドも用意されていて解説を聞きながら展示品を鑑賞できました。ガイドで声を当てているのは声優の津田健次郎で、刀剣乱舞では日本号の声を当てています。日本号も福岡市博物館に収蔵されているのでそれが縁で声を当てていたのかもしれません。
展示品は大典太や江雪左文字、へし切り長谷部に骨喰藤四郎など、奥さんの影響で名前だけは知っていた刀剣の本物を見ることが出来ました。刀剣の鑑賞のポイントなどはさすがに勉強不足だったのでよくわかりませんでしたが、反りや身巾や刃紋などのわかりやすい鑑賞ポイントを中心にじっくり眺めました。日本の刀剣は武器であるとともに美術品でもあるのがよくわかり勉強すると楽しそうな領域だと思わされます。
刀剣だけでなく甲冑も見応えがあり、平安時代から江戸時代までどう甲冑が替わっていくかが解説されていたのが興味深かったです。確かに平安時代の甲冑と戦国~江戸時代の甲冑は全然違います。というのも闘い方によってだんだん変わってきたらしく、初めは弓矢などで闘っていた武士がだんだんと刀や長刀で闘うようになりそれに応じて甲冑も動きやすいように替わっていったとか。全然知らなかったので興味深かったですね。
福岡市博物館は常設展もおもしろく、天下三名槍の日本号や、歴史の教科書で誰もが見たことのある金印などを見ることができなかなかおもしろかったです。
金印みんな写真に撮ってたから撮ってしまいましたが、大丈夫なのかちょっと心配。
福岡市博物館を愉しんだあとは福岡タワーに行きました。
タワーの展望エリアには天空おみくじや天空ガチャなるものがあって楽しかったですね。
タワーからの眺めもなかなか良く福岡市を一望できました
タワーから降りたあと百道浜を散策しました。マリゾンという海に浮かぶ結婚式場があったのですがなかなかよい雰囲気でした。
3日目 太宰府
参道にあるスターバックスがやたらおしゃれでした。日曜日と言うこともあり人が一杯だったので中に入るのは遠慮しました。
太宰府天満宮。お参りするひとはかなり多かったですね。妹の安産と自信の学問の成就を願いました。
太宰府にも稲荷神社があったので見学しました。稲荷神社特有の赤い鳥居の連なった参道が幻想的でした。
岩で作られたに祠がありました。こういう雰囲気があるところはとても好きです。
なんとじゃじゃまるを発見。壊れて動かないそうです。
太宰府の宝物殿でも刀の展示を行っていました。なんとこの宝物殿フラッシュをたかなければ撮影が可能でした。めったにないのでいろいろ写真に収めました。
写真だとなかなか良さを伝えられないですが、刀はやはり本物を見ると輝きがちがうので是非本物を鑑賞して欲しい。
おわり
振り返ってみれば刀だらけの旅でした。福岡市博物館では国宝、太宰府では重要文化財の刀剣を見れたのは良かったですね。
はじめは刀を見るためにわざわざ福岡まで行くのかー。まぁ奥さんがめずらしく希望を出したのだから行ったら楽しいだろうなと思って行った福岡でしたが、国宝の刀剣は国宝だけあって美しく見応えがあり、甲冑に関する知識も増え、あの教科書に載っている金印を見ることが出来たので大満足な旅でした。今回の旅で刀剣への興味は深まったのでまた企画があったら見に行きたいと思いました。
あと今回の旅は博物館巡りに集中したせいか仕事とかいろいろな不安ごとを考えずに旅ができ、リフレッシュ効果が高かったです。やはり旅に出たら旅に集中してリフレッシュするのが良いと気づきました。
わりと慌ただしい週末旅でしたが、またどこかへリフレッシュしに出かけたいですね。