Vue.js Tokyo v-meetup=“#2” に行ってきました。Vue.jsのmeetupは前回に続いて二回目です。会場は株式会社ABEJAでした。実はmeetupではないVue.jsのイベントが以前あったのでABEJAさんに来るのは二回目だったりします。
続きは気になった発表と感想など。
Vuex の正体とその未来
@katashinさんのVuexについての話。
VuexはVueを使うさいの状態管理を解決しようとしているということ、Reduxと比べて副作用のある処理を書くところが決まっているなどVuexの使い方を説明されていました。
Vuexの登場人物は以下のような感じ。
Getter
storeのstateを新たに計算する vueのcomputedを使って実装している ほかのgetterで計算したものをさらに渡すことが出来る getterは純粋関数なのでテストが楽
Mutation
reducerと同じstateを更新 その場で更新する stateの更新以外は副作用しない
Action
getterとmutationがやること以外全部やる 複雑なことも出来る commitでmutationを呼び出す
actionの中にrouterの処理を全部書く vuerouter使わなくてもいい
Module
actionやmutationを分ける仕組み
Vuexは規模によって戦術を変えられる柔軟性があるとのこと。ちゃんと使ったことなかったので調べて自分の個人プロダクトに活かしたいですね。
vue-onsenuiを教材にVue2 migrationを試してみる
@tady_jp さんのVue2.0へマイグレーションする話。
vue-migration-helperの存在や、実際に体験したVue2.0へマイグレーションするためにはまったところなどを発表されていて大変ためになりました。こういった実際バージョンアップしたときに苦労した話などが聞けるのは貴重で有意義だと思いました。
Vue 2.0がリリースされたのでOSSの翻訳に関わってみた話
@potato4dさんの翻訳に参加した話。
どやりたいという動機だけどしっかりと翻訳をやりきっていて凄いと思った。しかもそんなに英語が得意じゃないっぽい感じだったので、本当によくやったなぁと。ノリと勢いとやりたいという気持ちさえあれば英語力なんて関係なく翻訳に参加してコミッターになれるのかも知れない。
kazuponさんの話によると、80個ぐらいコメントをつけたらgithub凄く重くて辛かったとのこと。すごいw
まとめ
Vue.js のミートアップは二回目でしたけど、今回もいろいろ楽しかったです。特にVuexは使ってみたいと思いましたし、Vue2.0へマイグレーションするときはまるところを知れたのはよかったです。Vueでfirebase使う際便利なvuefileや、プラグインを作ることって実は簡単だということも知れました。いろいろ刺激を受けたので自分のVueを使ったプロダクトをさらに洗練させたい気持ちが高まりました。
次こそは発表する側に廻ってみたいものです。前回も同じことを書きましたけど。