先週坂本真綾の世界遺産劇場に行くために広島に行ってきました。広島には行ったことがいままでなかったのでせっかくなので観光もしました。前日入りし初日は呉、二日目はライブのために宮島、三日目は広島市内を散策しました。とても充実した三日間でした。今回はその記録を残したいと思います。まずは初日の呉編。
一日目は呉です。成田空港から春秋航空で広島空港に行き、そこからバスで一時間と少しかかりました。
大和ミュージアム
初日は念願の大和ミュージアムを見て回りました。大和ミュージアムは入る前から興味深い展示がしてありました。戦艦陸奥の主砲や舵が展示されていたのです。
▲戦艦陸奥の41cm主砲。控えめに言ってでかい。
▲戦艦陸奥の舵。ほんとうにでかい。
いきなり凄いものに出くわして胸が高鳴ります。
中に入ってはじめに見たのは1/10スケール戦艦大和です。戦艦大和は1/10ながら大迫力で、細かいところまでしっかり作られており圧倒されました。こんな巨大なものを良く作ったと改めて驚かされます。
▲1/10スケール戦艦大和。逆行なのが残念。
▲艦首から主砲にかけて。とてもかっこいい。
▲46cm主砲。本物だといっても信じそうなでき。
▲艦橋。空にそびえる黒金の城はまさにこれなんじゃないか。
▲対空兵装。まさにハリネズミ。でも飛行機には勝てないのだ。
▲水上偵察機。小さく見えるけどこれも十分大きい。
▲もう一枚水上偵察機。カタパルトまで細かい。
▲艦橋を後ろから。電探とか細かい。
▲4軸のスクリュー。舵が一つしか無いので弱点感がある。
▲艦首を下から。バルバスバウ。
1/10大和の他にも大和に関する展示や、当時の装備が展示されていました。
▲零戦。ちょうどここに来た日、幕張のエアレースで飛んで話題になっていました。
▲魚雷。結構長い。
▲回天。特攻兵器は悲しい。
当日は大和の調査の資料も展示されており、調査がどのように行われ、何がわかったかが展示されていました。
▲海底に沈んでいる艦首。原寸大。でかい。
艦船めぐり
呉港の艦船巡りが近くで行われており、そこにも参加してきました。呉には造船所と海上自衛隊の施設があり。このクルーズはかなり見応えがありました。
▲ガイドさんが雄弁に船の解説をしてくれたのが楽しかったです。
▲JMUの造船所。まさに今船が作られている。大和が作られたのもこのドックだったとか。
▲NYKのコンテナ船。全長300mで大和よりも大きいとか。
▲「しまゆき」と「ぶんご」
▲ヘリコプター空母「かが」
▲「しまゆき」と「ぶんご」のおしり。ヘリコプター格納庫がステキ。
▲掃海艇の「あいしま」と「みやじま」
▲「いなづま」と「むろと」
▲潜水艦がずらり。呉には多く配備されているとか。
▲音響測定艦「ひびき」と「はりま」双胴船という珍しい種類。
▲「くろべ」と「あぶくま」
▲「かが」のエレベーター。いずも型の特徴らしい。
▲コンテナ船の艦首。近くで見れたけど本当に大きい。
艦船めぐりはかなり揺れましたが充実した時間を過ごせました。特にコンテナ船に巡り会えたのがとても運が良かったと思っています。
てつのくじら館
呉最後の観光はてつのくじら館です。海上自衛隊の資料館なので掃海についての展示や、潜水艦についての展示がしてあり、特に掃海周りはかなり充実していて面白かったです。てつのくじらの元である潜水艦「あきしお」は中に入ることもでき、潜水艦の狭さを体験できました。
▲てつのくじら館の目玉。潜水艦「あきしお」
▲「あきしお」の寝室。三段ベッド。とても狭い
▲調理場。ここもやはり狭い。
▲食事をしたりするテーブル。緊急時にはここが手術台になるとか。
▲艦長の個室。個室とはいえ狭い。
▲弁。何のためなのかはよくしらない。
▲計器類。実際に使っていたと思うと胸が高鳴る。
▲ここで海図を広げていたらしい。
▲受信機。新聞とか受信できるらしい。
資料館としてとても充実しているうえ、潜水艦の中にまで入れる素晴らしい資料館でした。
まとめ
1日目は呉を満喫しました。その土地の性質上ミリタリー好きにはたまらないものとなっています。ミリタリー好きでなくとも艦船巡りで実物の船の近くまで近づくとかなり楽しいのでお薦めです。
次は二日目の宮島編です。どちらかというとこちらの方がメインで広島まで来ました。続きは明日かきます。