チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

2011年度12月読書量まとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1833ページ
ナイス数:31ナイス

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)
守人シリーズをついに読み終えた。なんというかもうすごくよかった。それぞれの国の事情や視点、この世とは違うけれども確かにある他の世界、その中で起きている時代の流れにもがいていく登場人物達、どれをとってもすばらしかった。チャグムとバルサ、結局二人はあのあと会うこともないのだろうけど、それを悲しくさせない終わらせ方で読み終わったときとてもいい気分だった。人も多く死んで悲しいこともあったチャグムは国を導く立場になって前に進んでいるし、バルサも帰る場所を得ることができた。これ以上のハッピーエンドはないだろうと思う。
読了日:12月25日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
チャグムの長い旅が報われた瞬間にとても感動した。カンバル王の前で膝を折るチャグムとその後それを恥辱に感じたりするチャグムの複雑な心境が何とも胸を打った。これからチャグムとバルサは別れて違う道を進む。二人がまたどういった形で再開するのか楽しみだ。
読了日:12月24日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
陰謀渦巻くロタ王国をチャグムを探して奔走するバルサ。チャグムがどこへ行ったのか足跡を追うバルサの追い方がすごく、プロだったらこういう追い方をするものなのかと感心した。チャグムが売られていればまだ追えるという考え方がとてもすごいと思った。ロタ王国の南部の陰謀とタルシュ帝国の内部事情。最終章にしてとても複雑に絡み合う国と国の思惑が今後バルサとチャグムをどういう方向に進ませるのか。先が気になってしょうがないのですぐに時間を読むことにする。
読了日:12月20日 著者:上橋 菜穂子
神のみぞ知るセカイ 15 光るフィギュアストラップ付き限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)神のみぞ知るセカイ 15 光るフィギュアストラップ付き限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
ウルカヌス大活躍でしたね。今後どう月夜とウルカヌスでニヤニヤできるのか楽しみでしょうがない。あとディアナがジト目で桂馬を見るシーンが最高だった。ディアナは天理LOVEすぎて楽しい。あと何よりも今回の巻で注目すべきなのは桂馬の女装。男の娘、最高です(ただし二次元に限る)。栞の攻略の時も女装してたのが最高でした。
読了日:12月18日 著者:若木 民喜
星の王子さま (集英社文庫)星の王子さま (集英社文庫)
肝心なことは目では見えない。この一言に尽きるな。何度でも読みたい。
読了日:12月16日 著者:アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ,Antoine de Saint Exup´ery,池沢 夏樹
カッコウはコンピュータに卵を産む〈下〉カッコウはコンピュータに卵を産む〈下〉
75セントの謎から発したハッカー事件がようやく終結。1年近く追ってきて最終的に主人公が蚊帳の外に置かれてアルファベット三文字の機関がすべてを持って行ってしまうところに国の組織というやつはどこでもいっしょなのだなと思ったりした。もちろん持っていかれてしまうばかりが主人公じゃないので事件の真相は他の手で得たりしているのだけれど。それにしてもコンピュータが穴だらけだというのは今も同じような気がして怖い。できるだけ義務教育のうちにコンピュータのセキュリティについて学んだほうがいいのではないかと思う。
読了日:12月15日 著者:クリフォード・ストール,池 央耿,Clifford Stoll
カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉
UNIXとかネットとかそういったコンピュータ関連のことが好きな人は是非とも読むべき小説。ひょんなことから発見したハッカーの痕跡から徐々にハッカーに迫っていく様は推理小説のようでとてもおもしろい。これが実話を元にしているというのもすごいなと思うところ。この巻ではハッカーがいるであろうところの予測ができるところまで書かれているので続きが気になって仕方がない。
読了日:12月07日 著者:クリフォード・ストール,池 央耿,Clifford Stoll

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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