広島旅行の三日目は広島市散策でした。広島市と言えば平和記念資料館と原爆ドームです。日本人であれば一度は行っておきたい所の一つだと思います。
広島市内
広島市内は緑が多いのが特徴だと思いました。ちゃんとしたオフィス街でもありながら緑が多いのはとても良い環境だと思います。東京だとなかなか緑がないので、広島で働く人はリフレッシュできて良いなと思います。
▲この日陰は夏場にうれしい
広島市内は路面電車が走っており、東京にはないので物珍しいです。古い乗り物かと思いきや最新式のレ面電車もあったりして面白かったです。
▲スタンダートな路面電車といった感じ
▲最新式らしい路面電車。未来的。
平和記念資料館
平和記念資料館は広島平和記念公園の中にあります。毎年8月6日に式典が行われる場所として有名です。
▲本館のほうは改装中のようでした
▲主に東館を中心に見ました。
中は新しくなっているようで、模型とプロジェクターを組み合わせたプロジェクションマッピングで原爆投下前と投下後の町並みを表現していたり、モニターをタップすることで資料を読むことが出来たりと最新式な雰囲気がありました。
展示内容としては当時のアメリカの原爆開発のいきさつから原爆投下、その後の核開発競争まで核兵器の歴史が展示されていました。原爆開発や投下の背景は最近読んだ「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」で読んで知っていた内容が描かれていたので割と公平な印象がありました。
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1: 2つの世界大戦と原爆投下 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: オリバー・ストーン,ピーター・カズニック,大田直子,鍛原多惠子,梶山あゆみ,高橋璃子,吉田三知世
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/07/23
- メディア: 文庫
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資料は原爆が投下された広島の町から得られた止まった時計や溶けたガラス瓶。ぼろぼろになり血まみれのブラウスなど凄まじいものも多かったです。当時の原爆被害を描いた絵や、詩なども読むことが出来ました。きっとおそらくここで表現される以上の地獄があったのだと思われ、展示を見て気分が悪くなり退出する人も多いというのもうなずけます。
来れて良かったと思います。気軽に核開発がニュースを賑わす中、リアルな現実を知れたと思いました。
▲広島平和記念公園内はとても広いです
▲慰霊碑付近。外国人も多かったです。
▲慰霊碑から原爆ドームを見ることが出来ます
▲原爆の子の塔
▲千羽鶴を備えることが出来ます
原爆ドーム
原爆被害の象徴として有名な原爆ドームも見てきました。瓦礫なんかがそのまま残されており、当時の様子を保っていました。
▲このドームは余りにも有名
▲周りのビルを映さない角度で撮ると当時はこんな感じだったのかなと思わされます。
▲近くから見上げてみる
▲北側から見てみる
▲遠くから。小さく見えるけど周りのビルが大きいだけです。
広島城
原爆の被害で広島城はなくなってしまったのですが、復元したものがあるので見てきました。復元されたとはいえ木をふんだんに使っているせいか趣があり、良い城だなと思いました。
▲掘りから天守閣
▲城門。立派なたたずまい。
▲中。結構広い。
▲天守閣の前。迫力がある
▲また天守閣。緑と良くあう。
まとめ
広島散策でした。広島市は緑が多く良い街でした。平和記念資料館も原爆ドームも見学できてとても有意義でした。広島城はあまり期待していなかったのですが、思いの外よい風格で驚きました。総じてとても良い旅になったと思います。
呉からはじまり宮島をえて広島市を散策しましたが、広島県自体見所はまだ結構あって、尾道・竹原・岩国なんかは今度広島に行く機会があれば是非行きたいところです。近いうちに行くとすればRuby Kaigiでしょうか。行くかまだ悩んでいるのですが、今年二回目の広島は可能性としてはかなり高いです。
▲帰りの飛行機も春秋航空です
おまけ 汁無し担々麺専門店「キング軒」
最終日のお昼に汁無し担々麺を食べたのですが、ここは辛くてうまくてとても良かったです。辛さは自分で選べるので自分の許容度に合わせて無理をしないのがこつです。麺を全部食べた後ご飯を入れて混ぜて食べると最高でした。
▲入り口はちょっとわかりにくかった
▲しびれる辛さで後半はかなり口の中がしびれました。でもとても美味しかったです。