1月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3519ページ
ナイス数:71ナイス
放浪息子 9 (BEAM COMIX)
いろいろと重苦しい巻であった。読んでいてとても苦しくなるけど、ささちゃんに毎回癒やされながら読んでる。ささちゃんいい子だわ。にとり君の周りにはいい友達が一杯いるから救いがあるなぁと。
読了日:01月30日 著者:志村 貴子
Pumpkin Scissors(14) (KCデラックス)
カウプランが謎すぎる。これからはきっとカウプラン機関を中心に話が進んでいくのだろうなぁと。国と国との利害や技術周りの話などいろいろ話が膨らんできた。
読了日:01月30日 著者:岩永 亮太郎
ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)
クヌートの顔がどんどん悪人面になってきたのが印象的。それに比べてトルフィンの晴れやかなこと。今回はクヌートの話が多かった。かなりぎょっとする演出が多かったけど、前作のプラネテスの時と同じく自分との対話があったのでそれによってクヌートがどうなるのかが興味深い。クヌートは悪人街道まっしぐらでトルフィンはそろそろ自由が手に入る。でも最後のほうを見るとそう簡単にことが進みそうには見えない。毎回どうなるか本当に気になる。
読了日:01月30日 著者:幸村 誠
ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)
エウメネスの幼少時代がメインとなっている。スキタイのトラクスの立ち回りがとにかくすごく圧倒的だった。トラクスがプロなのに対し市民兵は素人というような感じですごかった。そのあとのごたごたでエウメネスが奴隷の身分まで落ちたとき、はじめはくじけていたが後にいつもの調子を取り戻すエウメネスは何とも強い人だと思えた。時折入る王宮日誌エウメネス私書録のなかに後のエウメネスの様子がうかがえるので先が楽しみになる。
読了日:01月29日 著者:岩明 均
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)
フォイルが復讐のためにあらゆる能力を身につけていき追い詰めていく様が凄まじかった。タダ復習というものを動力源に前に進んでいくフォイルが最終的にどうなったかというと、これがいまいちよくわからなかった。ともあれいろいろな設定がとてもおもしろいSFにしてくれていると思う。得にジョウントのあたりの設定がとてもおもしろかった。
読了日:01月28日 著者:アルフレッド・ベスター
12月生まれの少年 ③ (バンブーコミックス )
最終刊でもとくに変わらず柊は考えに耽り、幼なじみにドキドキし、日々感じ取ったことを自分というフィルターを通して考察する。ラストの話で柊が「一生忘れない特別な瞬間」だと確信しあとで悲しくなるという場面が何ともほろ苦かったが、最後のコマをよむとそれすらも日常なんだとむなしいようなほっとするような不思議な気持ちになった。
読了日:01月27日 著者:施川ユウキ
ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)
エウメネスの伝記的な漫画。作者の残虐描写は今作でも健在で、かつての野蛮な時代をうまく表せていると思う。歴史上の偉人がたびたび出てくるので読んでいてとても楽しい。この巻での台詞である「ば~っかじゃねえの!?」はあまりにも有名。
読了日:01月27日 著者:岩明 均
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
徐々に八軒の家庭事情がわかってきたりしておもしろかった。農業とか食べるということがどういうことなのか少しずつわかってくるのでいろいろと勉強になる。ちょっと変わった学園ものとしても読めるのでいろいろ楽しめて言い漫画だと思う。
読了日:01月27日 著者:荒川 弘
聖者の戦い 小説フランス革命 4 (小説フランス革命) (集英社文庫)
前回までの熱狂と対照的に話は議会中心に。ミラボーとロベスピエールは意見が対立し離れていくことに。そしてこの議会で右派と左派という概念ができたところが描かれていた。今で言うところの右翼左翼につながるのがフランス革命で出てきたのだなぁと思うとおもしろかった。議会でのミラボーの活躍を見ていると、やはり声が大きいやつが勝つのだなぁと思ったりする。どんな理想も声が大きくなきゃ通じないというわけだ。
読了日:01月19日 著者:佐藤 賢一
バスティーユの陥落 小説フランス革命 3 (小説フランス革命) (集英社文庫)
バスティーユ要塞の陥落も王家のパリ移住も混乱に乗じた勢いと数の力だったのだなぁと思った。ミラボーは病気で倒れがちになりロベスピエールとの考えの違いも目立ってくる。この巻ではいよいよ革命が進んできたなと思わせる。王家のパリ移住がかなり混乱の中で行われたのが何とも怖いと思った。混乱した状態では議会というものは何にも役には立たないのだなと。
読了日:01月15日 著者:佐藤 賢一
パリの蜂起 小説フランス革命 2 (小説フランス革命) (集英社文庫)
第三身分が議会を起こしたり、それを王が解散させようとしたり、パリが暴動を起こしたりと革命に至るお膳立てがだいぶ進んできた感じ。第三身分側からの視点で進んでいるため王と帰属側がなんとも憎く思えてくるが、それでもまだ第三身分の人は王を信じているのが印象的だった。この後にギロチンの嵐になるとは誰も思わなかったんだろうな。 パリの暴動がパリの近衛隊に救われる形でこの巻は終わる。今後この暴動がどう発展していきどう描かれるのかとても気になる。
読了日:01月12日 著者:佐藤 賢一
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
相変わらず栞子さんの本に関する知識がすごい。本の知識だけでなくその本が持ち込まれた経緯や本の状態から推理できてしまうのが面白かった。劇中で出てきた時計じかけのオレンジを読んでみたくなった。最後の章のUTOPIAも一度読んでみたい。話はこれから大きくなっていきますよという形で終わっているので次巻がとても気になる。
読了日:01月10日 著者:三上 延
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
古書とその持ち主に関わる謎を解き明かすミステリーでした。テーマになってくる本はこの短編を読むと読みたくなります。いわゆる安楽椅子探偵のようなものでした。栞子さんは話を聞くだけでほとんど謎を解いてしまうというすごい人物で、本以外のことになるととたんに内気になるという可愛い人物でした。栞子さんの可愛らしさと洞察力のすごさ本に対する愛情など栞子さんはとても魅力的で見ていて楽しいです。最後の章は本好きなら栞子さんの気持ちもわかるような気がします。
読了日:01月09日 著者:三上 延
鷺と雪 (文春文庫)
主人公の英子が自分の知らない社会をベッキーさんのフォローもあっていろいろ知っていくというのがシリーズ通して語られていておもしろかった。自分が箱入り娘のような気分になって読むとおもしろい。昭和初期の上流階級の文化もそこかしこで見えておもしろかった。最後のほうはかなり重い空気で終わることになるが、時代の流れに英子達がその後どう対峙していくのだろうと想像すると少し辛くなる。でもベッキーさんもそばにいることだし、そう悪いことにはならないだろうと思うことにする。
読了日:01月09日 著者:北村 薫
こえでおしごと! 7巻 【初回限定版】 (ガムコミックスプラス)
海津くんの従兄弟の絢雨が出てきておもしろくなってきた。やっぱり女子高校生が恥ずかしい台詞を言うところに毎回もだえます。今回は絢雨の紹介の巻のような感じであまり多く活躍しませんでしたが、最後の性格の豹変を見る限り、今後かなり話をおもしろくしてくれるキャラクターになりそうで楽しみ。
読了日:01月03日 著者:紺野 あずれ
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 (2) (角川コミックス・エース 264-5)
商人などが出てきてより経済的な話になってきた感じ。駄肉の魔王も可愛いし、メイドの姉妹も可愛い。勇者もかっこいいし女騎士もかっこいい。これを読むと経済とかにも興味が出てくるし、漫画もおもしろいので退屈しない。いい漫画だと思う。
読了日:01月03日 著者:石田 あきら
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
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