2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1264ページ
ナイス数:34ナイス
アイディ。 (星海社文庫)
坂本真綾がどういう思いで仕事をしているのかが何となくわかっておもしろい。文体も柔らかくて非常に読みやすい。子役時代のことやミュージカルのことなど、ここでしか知れない坂本真綾の側面がわかる。
読了日:02月29日 著者:坂本 真綾
議会の迷走 小説フランス革命 5 (小説フランス革命) (集英社文庫)
議会が紛糾している巻。ちゃんと読まないとすぐ訳がわからなくなる。今までの革命の熱狂がだいぶ冷めて国の行く末は議会による舌戦がメインになってきている。宣戦講和の権限や聖職者民事基本法など今までのフランスを変えるような議題が続々と議論され話は進んでいく。ミラボーがだいぶ病に冒されているのがわかるので次の巻でどうなるのか気になる。
読了日:02月26日 著者:佐藤 賢一
黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)
皆それぞれの過去と対峙し、それぞれの答えを得られたのではないかと読了後思えた。スッキリする結末でもないのだが、読み終わったあとにはとてもおもしろい小説だったと思えた。
読了日:02月22日 著者:恩田 陸
黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)
かつての恩田作品とのつながりを連想させているのがおもしろかった。登場人物がそれぞれ心の奥底に大きなものを抱えているのがそこはかとなく伝わり、とても仲のよい友人同士なのに変な緊張感があるなどしておもしろい。描く登場人物がそれぞれの章に割り当てられているのでいろいろな視点で読めるのがいい雰囲気を出している。下巻を早く読まなくてはいけない。
読了日:02月16日 著者:恩田 陸
森薫拾遺集 (ビームコミックス)
作者がすごく楽しんで作ったことがわかる短編集(?)。この人が描く女性はとても肉感があってエロい。バニーガールや熟女の水着姿やベテランメイド、どれもすばらしかった。作者にしてはめずらしく現代を舞台にした話が読めるのでとても貴重な一冊だと思った。
読了日:02月16日 著者:森薫
2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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