インクレディブル・ハルクを見た ~MCU全部見る Advent Calendar 2021~

MCU全部見る Advent Calendar 2021 の2日目です。

エドワード・ノートン

知識ほぼゼロの状態で見たハルク

ハルクは以前にも映画化されていたのですが自分はそちらも見ていません。なのでハルクに関する知識は、バナー博士が実験の事故の影響で感情の高ぶりをきっかけに緑色の巨漢に変身してしまう体質になっているということぐらいしか持っていませんでした。なのでほとんど知識ない状態で見れるのでちょっと楽しみでした。

ところがこのインクレディブル・ハルク。驚いたことにバナー博士がハルクになる過程はオープニングでまとめられていて、物語の本編はハルクへの変身能力を得た後の話でした。てっきり変身能力を得るところもやってくれると思ったのですが意外でした。本編では米軍の追跡で追い詰められたバナー博士がハルクに変身するところや、大学や町中で大暴れするところがかなり見所がありおもしろかったです。

ハルクを生み出した実験がキャプテンアメリカ誕生のきっかけになるスーパーソルジャー計画の復活だったり、所々スターク・インダストリーやSHIELDのワードが出てきたりとMCU他作品との関連を匂わせてつつもあまり深くは食い込まないのはまだMCU作品の第二弾だからですかね。今回はコールソンも出てきませんでした。

ハルクになるきっかけにあまり時間が割かれていなかったり、ハルクに変身する原因が特に解説されていなかったり（脈拍なんだろうなというのは腕についているガジェットから察せられる）とちょっと説明不足感を感じるものの、ハルクに変身した後の破壊の描写はめちゃくちゃ映画映えしていて良かったです。巨人が圧倒的な力で暴れ回り姿を見るのは爽快でした。車の鉄板を紙みたいに破るところとか凄かったですね。