37歳になってしまった

たいした芸もないのに37歳

ついに37歳になってしまった。たいした芸もないのに37歳。37にもなると40代が見えてきて何とも憂鬱。もう年齢的にはすっかりおじさんである。

37という数字は36という数字よりも結構心に来るものがあるのは何故だろう。もう30代もラストスパートということだから、焦りからくるものなのかもしれない。あと残り3年で何ができるだろうか。何かつかみたい所だけど、その何かは全く見えない。無邪気に未来を楽しみにできる歳は過ぎ去り、楽しみだった未来はどうも薄暗くはっきりしない。漠然とした不安に常に支配される歳になってしまった。まぁ不安にばっかり支配されるのもおもしろくないので、適度に忘れることが肝心なんだろう。そういうときこそ黙々と何かする趣味を作った方がいいのかもしれない。運動するとか。

これは予感だけど、37歳の歳はいろいろ後回しにしていたものを着手していく歳になる気がしている。家を買うとか、子供のこととか。遅すぎるぐらいな感じはするけどまぁまだ取り返しはつくだろうからそれほど深刻には考えていない。それにしても家は当たり前だけど高い。多分2~3年前ぐらいだったら状況は違ったかもしれないけど、それぐらいのときは家を買うとかそういうプロジェクトを始めるには精神的な余裕がなかった。そして余裕が出始めた頃にこの円安とインフレだ。思うに人生にちょうどいいタイミングなんて早々巡ってこないんだろう。そうであればせめて後悔しないように行動するしかない。家関係はじっくりと取り組んで行きたい。大事なのはどう暮らしたいかのビジョンと、納得感。

どうでもいい話だけど高すぎるマンションは近々値崩れするらしい。あくまで噂レベルだけど。マンション価格を横目で見つついろいろ勉強していこうと思っている。

さて昨年との差分を考えてみる。昨年はAutifyでテクニカルサポートエンジニアをやっていたけど、今年はナレッジワークでバックエンドエンジニアに戻ってきた。2年ぶりの開発職なのでいろいろと勘を取り戻すのに苦労していたけど、入社して半年でなんとか調子を取り戻せつつあるような気がしている。やはりその差分が個人的にはかなりでかい。それ以外何かあるかというと、あまり思いつかない。日本語の環境に戻ってきたので英語力が落ちたぐらいだろうか。退化ではあるが差分は差分。英語は筋肉みたいなものだからしばらく使わないとあっという間に衰えるというのは本当だった。せめてリスニングは維持したいものだけど。スピーキングは使う機会もないからいったん置いておこうと思う。

毎年去年との差分を考えているけどなんだかんだであるものだ。その量が少なかったりすると結構不安になるけど、変化はし続けられているので大丈夫だろう。今の世の中変化し続けられないといけないのが苦しいところだ。楽しいところでもあるけど。

そういえばこのあいだ会社の人とお話ししてたとき、自分がおじさん化を危惧しているという話をしたら、勉強会とか行ったりそこに危機感があるなら大丈夫というような言葉を貰って少し気が楽になった。いろいろ不安がってはいるけど自分は変化を求めて行動できているんだろう。年齢的にはおじさんだけど心は若手という気概でこれからは行こうと思う。ただ体力の衰えはいかんともしがたいので、そこは運動してカバーしたい。黙々と体を動かせば不安感も紛らわすことができるだろうし。

すこし湿っぽくなってしまった。いろいろ不安はあるけど変化できているので総じてプラス成長と言うことだと思う。来年38になったときより40代に近づくけど、37歳なりの成果を出して38歳を迎えたいと思っている。