今週何があったか。そして日々の記録の価値。
やはり日々何も書き残さないと今週何があったかなんて、そう衝撃的なものがない限り忘れてしまうなと改めてこの週報を書くとき思うなどする。読んだ本とか読んだ漫画とかは心に残りやすいから覚えているのだけど。先週の週報に書いたようにやはり日々記録に残す仕組みが必要だなと改めて思う。
そんな日々の記録をどう残そうかと考えている理由は、最近のChatGPTなどのAIによって作られるコンテンツが増えたことで、いわゆる「やってみた」記事や「試してみた」記事など、誰かがすでに行ったことを追跡するような記事の価値が減少していると感じているからだったりする。個人の考えや体験を記したものにこそ価値があるんじゃないかと思っている。もちろん、記事を書く行為そのものには依然として価値があるが、それは主に書いた人にとって(あるいは、それを利用するAIにとって)はという但し書きがついてしまう。個人の体験記や思想はAIでは作れないため(作ったように見せかけることはできるかもしれないが)、個人のキャラクターを表す日記のようなコンテンツは、個人の数だけ価値があると最近思っている。もちろん、今まででも個性が光るブログはたくさん存在していたけど。
そんなわけで日々の記録を残し、自分なりの思想をブログにしたためてできるだけ価値有る物にできないかなと日々模索中。
マッピング思考を読んだ
最近マッピング思考という本を読んだ。
認知バイアスに関する本で、正しい判断をいかにできるようにするかについて書かれている。
この中では特にぐっと来たのは「アイデンティティ」は軽いほうが良いと書かれていたこと。何らかの見解をアイデンティティの一部として持つと、それに対する批判には冷静でいられないし余計な衝突も招く。その結果クリアに思考する力が損なわれるとこの本には書いてある。最近自分にもよく当てはまる出来事が多いと感じている。
総じてなるほどなと思わされることが多く書いてあったけど、ちょっと読み方が悪く、身になっていることが断片的だったりするのでもう一度読み直したほうがいいなと思っている。
スキップとローファーを読んだ
最近アニメも始まったスキップとローファーを、Kindleの8冊同時に買ったらポイントが貰えるキャンペーンに乗じて8巻全て一気に買い揃えて読んだ。とても良かった。
主人公の「みつみ」が振りまく純朴さや少しずれているところが、周りの人間を明るくしたり良い影響を与えたりしているのが読んでいてとても癒やされる。みつみもその純朴さ故に東京での生活や友人関係の変化で悩んだり傷ついたりするけど、持ち前の立ち直りの早さや良い友達のおかげで乗り越えて行けているのも見ていて安心する。
総じていい人が多い世界線ではあるけど、7巻から学年も上がり少し不穏になっていく。友達関係が変わり、みつみの友達も変化で傷ついていく。7巻と8巻は読んでいて結構辛いことも多いけど、みつみだけでなくみつみの周りで作り上げたられた友情で立ち直っていくのが見られるので少し安心する。でも8巻を読む限りまだまだ不穏なことは続きそう。たぶん結果的にはいろいろあるけどみんな立ち直れるんじゃないかと思うけど。とはいえこれからも楽しみな漫画であることは変わらない。
どうでもいいけど、スキップとローファーの掲載誌はアフタヌーンなのがちょっと驚いた。雰囲気的に君に届けとかのマーガレットかなと思ってた。