チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

週報 2023/02/12 1週間覚えてられない問題。スクラム。再び異国日記。

weekly salvation morning

1週間特筆すべき事もなく

改めて一週間を振り返ってみて、何も書くことがないなと早くもスランプである。そもそも1週間といってもそのほとんどが仕事であり、仕事で語れることがあるかと言えばあると言えばあるがなかなかこういう場では書きにくい。でもそれはどちらかというと言い訳で、どちらかと言えばその週のことをほとんど覚えていないのが根本的な問題である。

1日1日もっと大事に生きるべきかもしれないとぼんやりと思う。大事に生きるにしては現代人は忙しすぎる気もしなくはないが、これもまた言い訳だろう。とりあえず在宅勤務であることを生かして、何か琴線に触れたら書き残しておいて週報のネタにできればと思うなどした。

スクラムで行う仕事

今仕事でスクラム的な仕事の仕方をしている。スプリントがあり、プランニングがあり、レトロスペクティブがあるという至ってベーシックな形でのスクラムである。このやり方は開発者として機能開発を行っているときにやっていたことと同じなので、個人的にはかなりやりやすいと感じる。

ただ最近感じるのは本の知識や会社でのチーム開発の経験で、ある程度できるがその本質的なスクラムアジャイル開発についてはちょっとぼんやりしているということ。最終的にチームでうまく仕事出来てフィードバックサイクルが回り、慣れで仕事をしないで改善を繰り返してステークホルダに対して説明できれば何でもいいのだけど、改めて基礎的な物を振り返ってみてもいいのかなと思うなどしている。今までの慣れたやり方をアンラーニングしてうまいことやりたい。

もう少し続けると、チームの目標や目的がチーム内に浸透していれば手法は何でも良いんじゃないかと最近思っている。その中でスクラムがうまくフィットすればそれでいいし、別の方法がうまくフィットすればそちらで良いのだ。で、本当に大事なのはチームの目標や目的で、それが定まらないとどの手法がフィットするのかもうまく評価できないし、手法を変えるときの軸がわからないので大いに迷子になる。だから手法云々の前にチームの目標や目的を仮置きでもいいので合意するのが良いんじゃないかな。

異国日記10巻

先週に続いて異国日記のはなし。10巻が出たのでじっくりと読みました。

朝の進路の話や槙生が小説を書き始めた頃の話や姉との関係の話。こう書いてしまうととても陳腐なのだけど、この漫画の良さを言語化するのってけっこう難しい。

いいなと思った場面をあげると朝が「なーんにもないのが困っちゃうんですよねぇ」といって朝の友達のカンちゃんが「田汲は何もないなんてことはないよ」と返し「ただいるだけで・・・」と言いかけ、そこから社会科の先生が登場し基本的人権の考えに救われたはなしをする。ここの場面が何ともぐっときた。人はそこにただいるだけで価値がある。何もない人間なんていない。

この漫画は全体的に救いの話が多い。現在社会つい自分なんて価値がないと思ってしまいがちだが(主語が大きい)、この漫画を読んで触れるそれぞれの人物が救われる様を見ると、価値はあるしどのような形であれ救いは存在する。そう思えてくる。いい漫画ですわ。