チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

2回目の転職して1年が経過しました

転職二回を得て現職に至るわけですが、ちょうど一年ほど経ったため振り返ってみようと思います。

転職した当時の近況は次の記事で書いています。RubyKaigi2018の開催中に職が切り替わったんですよね。つまり現職の初日は仙台にいたわけです。

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仕事で使う言語がPythonになったことについて

仕事で使う言語がRubyからPythonに変わりました。同じスクリプト言語だとたかをくくっていましたが、なかなかどうして使ってみると細部に違いがありRubyを懐かしく思うことが最初は多かったですね。今でもわりと戸惑うことがあり、Rubyって結構よくできていたんだなと改めてRubyの良さを認識することもありました。とはいえPythonがだめと言うつもりもなく、Rubyと違って暗黙的なところが少ないのでこれはこれで仕事で使いやすい言語だとは思いました。パッケージ周りも最近出てきたpoetry周りでちゃんとロックが効くようになるのでだいぶ使いやすくなってきたと思います。

やってる仕事はDjangoでのWebアプリケーション開発です。前はRailsだったこともあり、DjangoRailsインスパイアと聞いていたのでこれもまたたかをくくっていたのですが、これに至っては全然違いましたね。どこでインスパイアなんて情報を得たのか。Djangoはアプリケーションという概念がちょっと独特ですが、これも暗黙的なことが少なく仕事で使いやすい印象です。ORMはActiveRecordほど高機能ではありませんが、それが良い制約となってファットモデルになりづらい印象があります。ただActiveSupportのような便利なものはないのでそこでもRailsはよくできているなと思わされました。

Pythonで仕事をし始めてRubyRailsの優秀さ認識するという面白いことになりました。いろいろ触れてみてきてわかり始めたのはRubyRailsはそんなに簡単なものではないということですね。プログラミングがすごくできる人がいろいろなことを便利に素早く行うためにRubyRailsを使うんじゃないかという気持ちになりました。

これからも仕事でPythonをずっと使っていくことになるとは思うので、できればちょっとできると言えるような状態にはなりたいですね。そういった意味ではDjango Congressでの登壇はこれからも積極的に行っていきたいところです。

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Vue.jsを書くことについて

念願だったVue.jsでフロントを書く仕事につけたのは素直に嬉しかったですね。前職では盛大に失敗して闇を作ってしまったこともあり、その反省を活かしてちゃんと仕事として使いたいと思っておりました。最近ようやくその闇が晴れたという記事が公開されました。いろいろ思うこともありますがとりあえず現場がきれいになったようで嬉しく思います。

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現職に入ったときにはもうだいぶ出来上がっている環境だったので、それに追加したり設計を見直したりするのは、ちゃんとした動いているVue.jsのアプリケーションを触っているという点では刺激的で学びが深かったです。

負債の方も少しずつ溜まってきてるので、それをなんとかしようとフロントの設計についてはいまちゃんと考えようとしている段階です。フロントエンドの設計はあまり答えが見えているとはいいづらいのですが、開発しやすい状態にしようと現在挑戦中です。この分野は引き続き知見をためていきたいところですね。

スクラムをちゃんとやっている

今の職場はちゃんとPOがいてちゃんとスクラムでやれているのが良いです。POが実装すべき項目を指し示し、スクラムマスターがチームの状況を見て1スプリントで行うチケットを精査する。エンジニアはそのチケットを1スプリントで開発し切るように努力する。この流れがしっかりとできているのが良いですね。POとスクラムマスターが今は兼任になっていてスクラムとしては少々いびつですが、現場はうまく回っているように感じます。チケットの粒度やポイント数など振り返りで問題が出たら改善していけています。

振り返りなどで振り返りきれているかどうかはあまり過信せずつど改善できたほうが良いですが、基本的なことは守れていると思います。POの存在とスクラムマスターの存在がしっかりしているのでエンジニアとしてはそんなに不安なく働けている気がしています。

仕事上の役割について

仕事での役割は簡単に言えばWebアプリケーションエンジニアとして働くことと、フロントエンドの責任者としてフロントエンドを良い状態にしていくこと、C向けのサービスのマーケティングにコミットすることなどがります。現職はホラクラシーという組織形態を取っており、ほかにもロールがあったりします。

ラクラシーについては書籍があるのですが、ほとんどもう手に入らない状態なので会社から借りて読んで勉強しています。ロールによる仕事の責務の割り当て方や、特徴的なミーティングなど今までにない組織運営なのでおもしろいです。

ロールという役割がアタッチされるので自分のやるべきことが明確になるので働きやすいという印象があります。ロールが割り当てられるとしっかりそのロールをこなそうという気持ちが働くのがいい感じです。

フロントエンドの責任者を任せられているというのが個人的に念願だったのでしっかり整えたいですね。開発するときに迷いがない設計にしていくのが目標です。

まとめ

改めて振り返ってみて働き方も不安や無理が少なく、やりたいことができているように感じます。もちろん事業的にはまだまだ予断を許さない状態だとは思いますが、開発する立場としては悪くない状態です。

今後の自分のやるべきこととしてはエンジニアとしていかに責務を全うしつつ事業に貢献できるかかと思っており、エンジニア目線ではありますが事業を後押しできる何かがないか探そうかと思っております。ベンチャーなので自分の役割を固定せず、貢献できることがあればしっかりやっていければと思っています。欲を言えばエンジニアとしての責務にのみ注力したいところではありますけどね。