チラシ裏日記上等!!新館

Webアプリケーションエンジニアの雑記帳。映画とかアニメとかの記事も書きます。

「THE END OF JOBS」を読みました

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「THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略」を読みました。テイラー・ピアソンという若手起業家のこれからの時代の働き方と起業家精神に関する本でした。ざっくり乱暴にまとめると起業家精神を持ってこのさき生きていくための知識を得て、富を得ていこうという本でした。全体的にポジティブでやっていこうという気持ちにさせる本でした。

THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略 (T's BUSINESS DESIGN)

THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略 (T's BUSINESS DESIGN)

  • 作者: テイラー・ピアソン,Taylor Pearson,児島修
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2017/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今求められているのはアントレプレナーシップ

近代の教育システムは労働者を育てるためのシステムで、現在の複合的で複雑な問題は、決められたことを行う労働者では不足となっているとか。こういった複合的で複雑な問題は、問題を把握して解決出来る能力を持つ者、つまり起業家精神を持つ者が解決出来る。

複合系な問題は原因と結果の因果関係は後で振り返ってみないとわからない。混沌系な問題は原因と結果に因果関係がない。近年ではこのあたりの問題を解くことが求められている。

昔の求められている者と今求められているのが違うというのは何となく感じていたが、解決すべき問題が複合的で混沌的になっているという考え方はおもしろいと思いました。昔は大学を出てそれなりの会社に入って定年まで勤め上げられれば安泰でしたが、もう時代は変わってしまっていてそういう働き方ではむしろ危ない。この本はアメリカの若手起業家が書いた本ですが、アメリカでも同じような状態というのはおもしろいですね。先進国全体がかかるはしかみたいなものなのかも知れないと思いました。

経済期の移り変わり

現在世の中が直面している経済的な停滞は、新たな経済期への移行期によるものだそうな。経済期が変わると成長の妨げとなる制約が変わり、今までその妨げへの対処を行うための投資が効果を生まなくなる。かつての制約は知識が足りないことによる者だったが多くの知識がコモディティ化した今は、起業家精神が制約となっている。

経済期の移り変わりという考え方がおもしろかったです。経済期は「農業経済期」「工業経済期」「知識経済期」へと移り変わっており、その経済期によって制約も変わっているそうです。その制約が変わったことにいち早く気づきコミットした者が富を得ていて。この本ではヘンリー8世ロスチャイルド家IBMなどその経済期でうまく波に乗った人物や起業などを例に取り解説していたのがおもしろかったです。

現在「知識経済期」から「起業家経済期」への移行期で、この転換に個人が対応し切れていないといっています。今が起業家精神を持つ最高なタイミングなのだとか。ここまで読んで自分は何となく自分のやる気が向上していくのを感じました。

起業は簡単だし、起業家的な働き方でいろいろ得るものがある

昔は企業的なことをするとそれこそ命を落とすリスクがあったが、現在はそんなリスクは存在しない。むしろ同じ仕事を続けて何も考えないほうがリスクであり、起業家的な考え方で働き、問題に対する対処法を学んだ法がリスクは少ない。起業のために必要な設備やソフトウェアはどんどん安くなりSaaSを利用すればすぐサービスを提供できるようになる。起業家的に働けば金・自由・意味が得られる。

後半は起業することはリスクが低いこと、与えられた仕事をこなすだけのほうがリスクであり起業して学んだほうがこの先生きていくのに有利なことが書かれていました。起業のためのソフトウェアの安さや、製造なども世界で行うことができ、少ない投資で十分な製造が出来るなどなど。後半は読んでいてわくわくして何かしようという気にさせられます。何か出来るチャンスは十分にあり、何かをするには投資は最小限で済み、得られる者は十分にある。

後半がこの本の伝えたいことの全てなように思います。影響されやすいのは何となく癪なのですが、ここまで読んで何もしないわけにもいかんなと思わせてくれます。

まとめ

このさき生きていくために起業家的な考え方で働いていくことの大事さがわかりました。とにかく読んでいるだけでわくわくするような本です。この本がアメリカで書かれており、いろいろバイアスがかかっているということを差し引いても、知識がコモディティ化され何かを知っていたりするだけで生きていける時代ではないということは実感としてもあります。これからの複合的で混沌的な問題に対処するためには起業家精神で物事に当たっていかないといけないと思いました。

とりあえず何か初めてこのさき生きていくための知識を得ていきたいところです。