流行り物にはのっていくスタイル。ということでついに日本に上陸した Amazon Dash Button を購入しました。
IoT は割とバズワードでしたが、ついに身近にカジュアルに使える商品が出てきたなと感慨深いものを感じます。購入したのはいつもお世話になるインスタントコーヒー、ネスカフェの Dash Button です。少なくなったらすぐボタンを押して手に入れられる。たったそれだけのことですが未来を感じます。
開封してみる
中身はこんな感じでした。
ボタン本体と説明書。シンプル。本体はただのボタンで押した感じも普通。
ボタンの裏はシールが貼ってあり、壁とかにぺたっと貼れるようになっていました。ストックが置いてあるところにぺたっと貼って、在庫が少なくなってきたらボタンを押すというイメージ。アメリカとかだと大量に買ってストックして毎日その中から使うというスタイルだから、少なくなったことに気づいてボタンを押すというのはなじみそう。日本だと割とその都度買うというライフスタイルだからなじむのは時間がかかりそう。でも米とかティッシュとかがこのボタンに対応されれば割とうれしいかも。思いものやかさばるものは出来るだけ自分で運びたくないし。
設定してみる
設定がおもしろいのがスマホのアプリを使って設定するということ。まずはBluetoothでボタンを認識してwifiの設定をスマホで行う。確かにボタンだけだとwifiの設定とか出来ないからどうするんだろうと思っていたのでなるほどと思った。Bluetoothならペアリングしちゃえばこっちのもんなんでいろいろ設定できる。IoTというと3G回線を使うとかよくありますが、こんな方法があったんですね。思いつきそうで思いつかないものです。
設置してみる
シールを使ってペトッと貼ってみます。普段インスタントコーヒーを置いてあるところに貼ってみます。これで少なくなったことに気づいたらボタンを押すだけで amazon から配送されるというぐあいです。便利。
早速押してみたのですが、残念ながらボタンを押したのが夜の9時だったので翌日配送になりました。これで届いたら逆に配送屋さんが大変すぎて使うのが忍びないところなのでこれでいいです。でも多分未来的にはドローンを使って配送というのがベストですね。アメリカとかなら出来るかもだけど日本だと結構先かも知れません。
ものが届いた
ボタンを押した翌日ちゃんと商品が届きました。
一つしか注文してないので過剰包装っぽい感じですね。しかしボタン一つでいろいろな商品が届くのは楽しいです。
今回注文したのはネスカフェプレジデントでしたが、設定でゴールドブレンドにも変えられるので、飽きたら変えるのも良さそう。あるいは同じボタンを買って商品ごとに設定してみるとか。でもボタンのデザインが同じなのであまりオススメできないかも。
IoTが身近になってわくわく
amazon を便利に使えるようになってうれしいというのもあるのですが、個人的には IoT 的なデバイスが身近になったのがうれしいですね。特に何も煩わしいことを行うことなくインターネットを用いて目的を達成するというのが IoT の一つの側面だと思うので Amazon Dash Button はまさにそれに合致しているなと個人的に思いました。これを機にいろいろなメーカーが頭を捻って IoT 的なデバイスを世に出してくれるとうれしいですね。
余談ですが Dash Button をハックしていろいろなことに使えそうな感じがして余分にもう二・三個買ってみたいなと思っています。
ういにゃんさんがツイートしていた半休ボタンも簡単に作れそうな感じがしますね。10分遅れますボタンぐらいはかなり需要がある気がする。寝坊したらとりあえずポチッとね。
本当に便利なAmazon Dashボタンを考えてみた pic.twitter.com/9ylgUSIF6u
— ✨私がういにゃんだ✨ (@ui_nyan) 2016年12月5日