土曜日に高校の時の友人と銚子へ小旅行へ行ってきた。
どうして銚子なのかというと適当にノリで決めたのそうな。そういうノリと勢いの旅行は割と嫌いじゃない。
特急で東京から銚子まで行ってきた。始発から終点までなので乗るのは楽だった。行きがてら駅弁食べたり日本酒飲んだりしてだらだらしながら行ったのでなかなか楽しかった。午前中に日本酒を飲むと人間ダメになる。あとの工程が楽しくて仕方なかった。
駅舎がレトロでかわいい。
銚子電鉄もレトロでかわいい。単線だからこれを逃すと次は1時間半後。なかなかシビアである。
駅の中にはなんだか萌え絵の広告があった。萌えはこういうところにも進出してきている。
銚子電鉄内ではボランティアの人がいろいろ解説していて面白かった。車内でたい焼きが車内販売されたんだが、食べてみたら生焼けでローカル線クオリティを発揮していて面白かった。こういうのも日本酒を飲んで酔っ払ってるから楽しくて仕方がない。
犬吠埼の駅舎では鉄道娘が出迎えてくれた。かわいい。
犬吠埼についてとりあえず灯台を見ようという話になり海の方まで行ったら海の荒れっぷりがものすごく、思わず海岸の方まで行ってしまった。
やはり千葉の一番出っ張っているところということもあり、かなり波は激しく海岸に打ち付けていてすごかった。自然ってすごく激しいなと思わざるおえない。
東映のマークが出るときに出る波飛沫のような感じ。実際もっとでかい波も立っていたが残念ながら写真には収められなかった。シャッターチャンスは後ろを向いた瞬間にやってくるから悔しい。とはいえ波が激しすぎたのであれ以上待っていたらもろに波をかぶる可能性もあったので、まあしょうがない。津波もそうだけど、普通の波って結構侮れない。普通の波でも飲み込まれたらひとたまりもない。そう考えると津波なんてのは1mだってかなりヤバイだろう。とにかくすごかった。
灯台は真っ白で綺麗だった。登るのに100段以上の階段を登らなくちゃならないのが大変だったが、登った後の景色は結構良かった。
とりあえず灯台はみたけど、実は犬吠埼は灯台と波ぐらいしか見所がない。だたノリと勢いで行くぐらいしないとなかなか行かないだけに結構貴重な旅行だった。
唯一の娯楽施設が水族館でなんともレトロな雰囲気を醸し出していて哀愁が漂っていた。なんだか時代から取り残された感が半端ない。
水族館はともかく、手前の恐竜が気になりすぎる。ちなみにイルカのショーが目玉らしいのだが、道路の方から見ることができたりする。
温泉もあってそっちの方が結構盛えていて人も多かった。本州で一番東の方だから多分初日の出を見るときとか便利なんだと思う。ほかにも夏場だったら海に来たりとかできるようで、今の冬の時期は割と閑散としていても夏になるとちょっと違うのかもしれない。
銚子電鉄を見ることができたことと、大自然の波をモロに感じることができたのが今回の旅の収穫だった。灯台も綺麗で一度は見ておくといいかもしれない。
そういえばイングレストかやるともっと楽しめたかもしれない。灯台の覇権はどの陣営が握るのか。興味ある。