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チラシ裏日記上等!!新館

オタクWebエンジニアの雑記ブログです。本や漫画や映画の感想なんかを主に書いています。最近は勉強会の感想とかも書いています。

ズートピアを見てきた

今日は映画の日だったのズートピアを見に言ってきた。CMで見かけてから見に行くことは決まっていたけど、いざ公開されてネットの評判を見てみるといろいろな人が高評価をつけていたので俄然楽しみになっていた。結果見に行って大正解の映画だった。

ストーリー

ネタバレにならない程度にストーリーを簡単に説明すると、動物が社会を形成して日々を営んでいる世界で、世界をよりよくしたいと願うウサギ「ジュディ」が警察官になる。自身がウサギであることで不当な扱いを受けるものの持ち前の前向きさで職務に励み、その過程で詐欺師の狐「ニック」に出会う。ジュディはズートピアでおこる誘拐事件の手がかりであるニックとともに事件の真相を追っていく。というような感じ。

警察官になりたいと願うジュディと、そんなこと出来るわけがないと思う親とのそれほど深刻にならない(とはいえ暗い影を落とす程度の)確執。それを乗り越えて警察官になり、そこで味わう挫折など、いい感じの困難とそれを乗り越えていくジュディがとてもいい。割とありきたりのストーリーと言ってしまうとそうなのだろうが、不可能だと言われ続けているのを気にせず自分の夢を叶えていくジュディは見ていて気持ちが良い。いざ警察官になって現場で不当な扱いを受けて挫折する姿などはとても痛々しく共感してしまう。詐欺師のニックは最初は渋々ジュディに協力していたものの、次第に協力的になっていくのが良かった。幅広い人脈をジュディに提供し、徐々に核心に迫っていくあたりはまさに刑事ドラマそのものといった感じ。

設定とか小ネタ

この映画は設定がしっかりと練られていてさすがディズニーという感じだった。はじめにジュディの子供時代に世界観を説明する演劇の場面があるのだが、そこでかつて動物は野生であったが、進化の結果肉食動物と草食動物は共存できるようになったということの簡単にわかりやすく説明された。その後のいじめっ子のくだりでとはいえ肉食動物と草食動物の確執はあるといった暗い部分も出していた。そのあとジュディが警察の訓練とズートピアへ行く列車から見える風景で、住む世界がそもそも違う動物たちが同じ待ちでどう棲み分けているのかを知ることが出来る。はじめの導入部分で完璧に世界観の説明が完了しているところが凄いと思った。

どうでもいい話だが自分はその世界観の説明を受けてぱっと思いついたのがディズニーランドだった。ディズニーランドも一つの世界の中に区分けされて全く違った雰囲気のエリアがある。ズートピアにはその雰囲気が感じられる。

小ネタでジュディがズートピアに向かう列車の入り口が、各動物の大きさによって違ったり、ズートピアで水から出てきたカバが穴の開いた床から風を受けて着ている服を乾かしたり、小さい動物が大きな動物に飲み物を渡すためにエアシューターを使ったりとよく考えられた見ていて納得できるしおもしろい小ネタが沢山用意されていておもしろかった。これを見て思い出すのはやっぱりディズニーランドで、アトラクションを待つ間に見ることが出来る細かい造形物を思い出した。ああいった細かい造形が世界観の補強をかなり補強しているのだと今さらながら思う。

よく話題にあがるズートピアの感想

ネット上ではよくアメリカの日常でよくおこる問題を扱っていると言われているのを見る。確かに見ていると結構重いテーマが描かれていて例えば、動物の種類によって偏見を持ってしまう・体格や出自から仕事で不当な扱いを受ける・肉食動物と草食動物の確執など探せば結構出てくる。動物でかわいらしく包んでいるモノの扱っているテーマは結構重い。大人でもじっくり見て考えることが出来るアニメだと思う。

でも基本はディズニーで子供向けなので、前向きなジュディや、振り回されつつもサポートするニックに惹きつけられる。ありきたりな言い方だけど子供でも大人でも楽しめるアニメだと思った。

まとめ

扱っているテーマは意外にも重いけど、暗くなりすぎず明るく希望のあるアニメだった。ジュディの前向きさには元気になれるし、ニックのキャラクターはおもしろい。ストーリーはいい感じの刑事物といった感じで、伏線を張りしっかりと回収しているので気が抜けない。細かい造形は注目して見るといくらでも見るべきところはある。もう二・三回見ても損はないアニメだったと思った。

最後のエンドロールで声優の一覧が出たのだけど、そこに芋洗坂係長とか厚切りジェイソンとか出てきたのには地味に驚いた。いったいどこで出てきたのか確認するためにももう一度見に行きたい。